仮面を外すとき、


私が悠くんに抱きついていると。



不意に浮いた私の身体。



悠くんにお姫様抱っこされてしまった私。



「.........っ、悠くん、私重いよっ‼︎」



テンパりながらそう言うと。



「..................芽瑠、部屋行こ」



悠くんは静かにそう呟いた.....................



悠くんにお姫様抱っこされたまま、
運ばれること、1分ほど。



悠くんの部屋に着いて、
降ろされた場所は、悠くんのベッドの上。



「..............................っ、」



悠くんのベッドの上で、悠くんと見つめ合う私。



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