もー、むり、


***



って訳で来ました、愁くんの部屋の前。



久々に立つ、愁くんの部屋の扉は、
やっぱり大きくて圧巻されてるとこ。



私の幼なじみ、
珠州島愁(すずしましゅう)くん。



大企業の息子で、
私が春から通ってる高校の生徒会長。



そんな愁くんの部屋に.....................



中学生の時までは、
普通に、毎日のように来てたのに。



その頃の事が、
なんだか凄く遠く感じる..................っ。



ゴクリと息を飲み込んでから。



----------------コンコン



と、部屋の扉をノックした。



けれど.....................返答なし。



うぅ、これは意図的に無視でもされてる?



不安に感じつつも、もう一度。



----------------コンコン



と、扉をノックしてみる。


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