あなたの世界にいた私

5分から10分で何を伝えられるだろうか。
ベットの上でずっと考えた。

頑張っている人に、“頑張れ”というのは、違う気がした。
でも、デビューに向けて頑張っている雪斗くんを応援したいから。

なんて言葉にすればいいのか、分からない。
それでも、一番言いたい言葉は、初めから分かっていた。

あの雪の降る日、雪斗くんに出会った瞬間から、
一番あなたに伝えたいことが。
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