♥甘×恋♥
「ドコに行くの?」
俺は先公の前と
同じ優等生を演じた。
…てかこんな変な
女この学園にいたっけな…?!
「えっと南口のほうのー…職員……」
……女はヨタヨタして、
息を切らしながら説明しだした。
俺は再び女をまじまじと見つめた。
……やっぱりこんな女見たことねぇぞ。
「新入生?」
前、校長が
そんな話をしていたことを
ピンと思いだした。
「は……はい!!」
女は状況に似合わない笑顔で言った。
…ぷっ……
おもしれぇ。
超おもしれぇ。