命令教室
「俺のせいかよ。結局俺のせいなのか!?」
1人でぶつぶつつぶやいていたかと思うとホワイトボードを両手でなぎ倒した。
バタンッ! と大きな音を立ててホワイトボードが横倒しに倒れる。
充はそのまま教室から駆け出してしまった。
「充!?」
この状況で充を1人にするわけにはいかない。
今度はいつ、誰が消えてしまうかわからないんだから。
私は迷わず充を追いかけた。
その後を追って正志と修もやってくる。
充は玄関へかけていくとその勢いで外へ出ようとする。
しかしその体は見えないなにかによって弾き返されてしまう。
ここから出られたのは、グラウンドに出る命令が出たときだけだった。
弾き飛ばされた充はまた起き上がり、同じ勢いで出口へ走る。
そしてまた弾かれる。
体が地面に打ち付けられる鈍い音が響く。
「あああああ!!」
絶叫しながらまた走る。
1人でぶつぶつつぶやいていたかと思うとホワイトボードを両手でなぎ倒した。
バタンッ! と大きな音を立ててホワイトボードが横倒しに倒れる。
充はそのまま教室から駆け出してしまった。
「充!?」
この状況で充を1人にするわけにはいかない。
今度はいつ、誰が消えてしまうかわからないんだから。
私は迷わず充を追いかけた。
その後を追って正志と修もやってくる。
充は玄関へかけていくとその勢いで外へ出ようとする。
しかしその体は見えないなにかによって弾き返されてしまう。
ここから出られたのは、グラウンドに出る命令が出たときだけだった。
弾き飛ばされた充はまた起き上がり、同じ勢いで出口へ走る。
そしてまた弾かれる。
体が地面に打ち付けられる鈍い音が響く。
「あああああ!!」
絶叫しながらまた走る。