王子様との奇跡な恋をⅢ


*街【大雨】



唯人「今日は晴れの予報だったんだけどね。」



唯一「1日晴れの予報でしたよね?」




唯人「ずぶ濡れだね……。」



いきなりの雨で雨宿り中の2人。



唯一「バケツの水被ったくらい濡れてます。……クシュン。」



唯人「……服屋さんに寄ろうか。このままだと2人で風邪引いちゃう。」




唯一「そうですね。」




唯人「走れる?」




唯一「私は大丈夫です。」




手を繋いで走り出す。




*洋服店の前




店員「いらっしゃいませ。」




唯人「すみません。雨で服が濡れてしまって、とりあえずタオルお借りできないでしょうか。」




店員「急いでご用意致しますので、少々お待ちください!」




走って取りに行ってくれた。




唯一「濡れたまま入って申し訳ないですね。」




唯人「大丈夫。ここのお店いつもお世話になってるところだから。」




唯一「でも……ここって……。」




店員「お待たせしました!どうぞ!」




唯人「ありがとうございます。」




唯一「ありがとうございます。」



拭き終わる。

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