王子様との奇跡な恋をⅢ


唯人「初めてのデートどうだった?」



唯一「デートってこんなにワクワクして楽しいんですね。それに相手の知らない部分も知れるし。」




唯人「そうだね。唯一がすごい綺麗だってことも改めて知れたし。」




唯一「え!?」




唯人「ちょっと手を出して。」




唯一「?」



唯人「どうぞ。」




佐山唯一「わぁ!綺麗……。」




綺麗な青色のブレスレットを着けてくれた。




唯人「このブレスレット、暗闇で光るんだよ。青色好きでしょ?」




唯一「私、好きな色教えましたっけ?」




唯人「あー……ルナちゃんから聞いたんだよ。」




唯一「そうなんですね。それにしてもすごい綺麗。」




話していると「チュッ」と突然不意打ちに唇になにか触れた。




唯人「照れた時の顔が可愛いってことも知れた。」



唯一「いま……。」




唯人「あと、生まれてきてくれてありがとう。」




またキスをする。



キスをされながら唯人の背中に腕を回し抱きしめあった。
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