王子様との奇跡な恋をⅢ
*空き部屋
店員「ここですよね。私喫茶店って聞いてたんですけど……。」
唯人「俺も喫茶店って聞いてた。とりあえず入るか。」
店員「はい。」
同級生「いらっしゃいませ!コスプレ喫茶にようこそ!2名様ですか?」
店員「……コスプレ喫茶……ですか。」
同級生「はい!コスプレ喫茶です!」
唯人「まぁ……恥ずかしくて言えない気持ちも分かる。」
店員「ですね。あっ!唯一さんいましたよ!」
唯一に手を振る店員。
唯人「なんか動き止まってない?」
店員「何かあったんですかね?」
唯人「チャイナ服着てるけど……丈が短いな。」
店員「まぁ彼氏としては短く感じますよねー。」
ニヤニヤしながら唯人をからかう。
唯人「そういうお前の彼氏はどうなんだ?女子と写真撮りまくりだな。」
店員「後で話し合うんで大丈夫ですよ。」
口角は上がってるのに目が笑ってなかった。
唯人「あー顔怖い。人のこと言えないな。」