王子様との奇跡な恋をⅢ


*屋台周辺



唯人「ハァ……ハァ……いない。」




*唯一の家




学園祭が終わった次の日、なんか体調が悪いなぁ〜なんて思っていたら熱が38°5。



唯一のお母さん「高いわね。とりあえず病院へ行こうね。動けそう?」




唯一「うん。」

「うっ!頭いたーい。」




唯一のお母さん「今冷えピタ持ってくるから待ってて。」




唯一「ありがとう。」




*病院




医者「風邪だね。薬出すから安静にね。」




唯一「はい。ありがとうございました。」




医者「お大事にね。立てるかい?」




唯一「大丈夫です。」




唯一のお母さん「唯一、先に車に乗ってていいよ。あとはやっとくから。」




唯一「うん。」





*車の中



唯一「ハァ……。」



ため息をついた後痛い頭で学園祭の時のことを思い出し、そのまま眠りについた。




*学校の校門前




携帯を開いて唯一を待つ。




ルナ「穂高さん?」




唯人「ルナちゃん。今日唯一ちゃんに会いに来たんだけど学校何時に終わる?」



ルナ「唯一は今日風邪を引いて学校休んでますよ?聞いてないですか?」




唯人「……学園祭の日からメールしても電話しても返答がなくて。」

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