王子様との奇跡な恋をⅢ
怒り
*キャンパス
唯一「復活!」
ルナ「ほんと唯一が学校を休むなんて、中学生の時に食あたりにあった時以来だよね。」
唯一「そんな昔のこといちいち覚えてなくていいの!」
龍我「あの時はみんなに散々怒られてたよな。」
唯一「いつの間に!?今までいなかったよね!?」
龍我「ずっと居たが?」
ルナ「うっそだー!私と唯一しか居なかったでしょうが。」
龍我「瞬間移動した。」
唯一「えっその言い訳が通用するお年頃だと思ってるの?」
ルナ「今凄い引いたわ。」
龍我「冗談言っただけで、なんでそんなに悪く言われるんだ。」
唯一「龍我だから。」
ルナ「龍我だからに決まってるじゃん。」
龍我「いつか痛い目見るぞ。」
ルナ「それで?昨日はどんな物を食べて寝込んだの?」
唯一「食あたりじゃないから!本当に風邪だったの。」
龍我「まじか……。」
唯一「驚くな。たまには風も引くよ!私も一応人間ですから。」
ルナ「まぁ元気になって良かったよ。」
「唯一が風邪で休んだ初日に穂高さん学校まで来てたんだよ。」
唯一「えっ!学校にも来てたの?!」
ルナ「学校にもって……まさか家に行ったの?穂高さん。」