王子様との奇跡な恋をⅢ


唯人「唯一ちゃん?」




唯一「……。」




唯人「唯一ちゃん。」




唯一「…………。」




唯人「どうしたの?」




唯一の顔の前で手を振る。





唯一「えっ。あれ?どうしました?」




唯人「それはこっちのセリフだよ。名前呼んでも返事がないから心配した。」




唯一「ごめんなさい。少し考え事をしてて。」




唯人「考え事?」




唯一「はい。すみません。」




唯人「ならいいけど。具合悪いんだったら言ってね?」




唯一「はい!」

< 6 / 62 >

この作品をシェア

pagetop