姉の男友達に溺愛されてます!
「お揃いになるけどいいの?」

「ちょうど私もそれが欲しかっただけですから」

「嘘つき。同じ値段のものになる様に遠慮してるんでしょ」

「・・・!」

「花耶ちゃんはいつも遠慮ばっかりだね」

風岡さんが私の頭を撫でた。

「俺には甘えていいんだよ。これでも年上なんだから」

見透かされるとはまさにこういうことだと思った。

心臓が速くなるのを感じる。
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