姉の男友達に溺愛されてます!
「ねぇ花耶ちゃん。俺に甘えて?」

そう言って、風岡さんがガラスで出来たネコが乗っているオルゴールを手に取った。

それは私が本当に欲しいものだった。

「さっきこれを見てたよね。俺からのプレゼントはこれね」

風岡さんの優しさに胸が痛くなる。

「甘えてもいいんですか・・?」

「花耶ちゃんは俺にどれだけ甘えてもいいんだよ」

風岡さんはそう言って会計に向かってしまった。
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