姉の男友達に溺愛されてます！

「お姉ちゃん、もう一つだけ聞いていい？」

「うん？」

「お姉ちゃんは風岡さんのこと好きじゃない・・・？」

「正真正銘ただの友達。私のタイプはもっと鋭い感じ！」

そう言ってお姉ちゃんは笑った。

「でもその質問をする時点で花耶は風岡にちょっとは気があるんじゃない？」

お姉ちゃんが嬉しそうにしている。

「・・・・・違うもん」

「はいはい」

私は逃げるようにお姉ちゃんの部屋を出た。