これだけは、覚悟して

そう思ったら、
もう、言葉は止まらなくって。



「っ、...............私だって、同じ、だもん、
ちーくんが近くにいたらいいのに、」



ちーくんの目を見て言葉を発すると。



ふにゃっとした笑顔でちーくんは笑って。



「............っ、小雨、かわい」



と言いながら、
ポンポンと撫でられる頭。



「............ちーくん、手まで熱いよ？」



頭を撫でられて感じたことを口にすると。



「小雨が可愛いから、もー、むり、」



ちーくんはそう言うと、
ゆっくりと、私に顔を近づけてきた。



そして、そのまま...........................



「............んっ、」



私の唇に、〝甘い熱〟を落とした。