これだけは、覚悟して


そんなちーくんが、一緒のときも、
私の〝雨女〟が原因でよく雨は降ってた。



でも、ちーくんは.....................



『雨の日だって、いいじゃん』



って、言って友達とは違って、
嫌な顔1つせず遊んでくれる男の子だった。



だから、ちーくんと会えなくなる前は。



ほんの少しだけ、雨が好きだった。



だって、ちーくんといられるから............



でも、今は..............................



「.........雨の日は憂鬱だよ、」



私は1人になった部屋で、
ポツリと呟くと、学校に行く準備をした。



それと、ちーくんの家に行く準備も、
ほんの少しだけ.....................


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