上司の甘い復讐



大好きな翔太さんの香り、翔太さんの味。

まるで舐めるかのように貪る翔太さん。

翔太さんを強く感じ、翔太さんしか見えなくなる。

世界がただ二人になってしまえばいいのにとさえ思った。




一旦唇を離し、見つめ合う。

私の大好きな瞳と視線が絡まり、また惹かれるように唇を重ねる。

身体がふにゃふにゃになる私を、翔太さんはそっと机の上に倒した。

そして覆い被さるようにまたキスをする。



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