上司の甘い復讐




だけど違う、私を狂わせる相手は……


「本当じゃありません……」


真っ赤になりながら、声を震わせる私。


「私……私は……」


川崎さんと付き合っています。

そう言うべきだった。

だけどあの夜の彼の言葉が脳裏を掠めた。



ーイチャつくと飛ばされるー



そんなの嫌だ。

私はこのまま、翔太さんの近くにいたい。




混乱した私は、暴挙に出ていた。


「私は!マッチングアプリで出会った人と付き合っています!」


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