上司の甘い復讐



大きくて温かい腕に包まれて、やっぱり翔太さんが好きだと思ってしまった。

この腕に包まれるのは、私だけ……だよね?




「瑞希、俺のこと、好き?」


翔太さんが甘く優しい声で聞く。

頷きたくないのに、まるで操られたようにこくりと頷く。


「俺も瑞希のこと、大好きだよ」


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