上司の甘い復讐
一緒にいたいのに、邪魔ばかり
こうやって、甘々の生活を送っているが……
きっとオフィスでは、翔太さんは私の嫌いなハゲ崎と化して私をいじめるのだろう。
目の前にはもうスーツを着て髪を整えた翔太さんがいて、目を細めて私の頭を撫でる。
「瑞希、いってきます」
にやつきながらも、一時間後にはハゲろに変わっているだろうな、と思った。
そして慌てて化粧を仕上げ服を着て、職場に向かう。
さあ今日もいつも通りの一日が始まる。