上司の甘い復讐



昨日も仕事が手につかなかったし、今日も手につかなかった。

翔太さんが安心させてくれているにも関わらず、私は麻理子さんのことぼかり考えている。

何も進まなかった仕事を終え、家に帰って明日の準備をしなきゃと思う。

だけど、また圭介に待ち伏せされているかもしれないし、翔太さんの家に住むなんて言ってしまった。

それでも、着替えは私のアパートにあるため、取りに帰らなきゃいけない。

昨日の圭介を思い出すと怖くて、とても一人ではいけないと思う。


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