上司の甘い復讐




翔太さんのマンションに入ると、私の大好きな香りがふわっと香る。

翔太さんの香りを嗅いで、また胸がきゅんきゅん甘い音を立てる。

耐えきれなくなって私は、ベッドにある翔太さんの枕に顔を埋めていた。



大好きな甘い香りが鼻腔を突く。

翔太さんが大好きだと思う。

翔太さんの香りだけで、体の奥底がじーんと熱を持つのだった。




そんななか……




「……瑞希?何してるの?」


大好きなその声がして、私はベッドから飛び退いた。

目の前には、面白そうに笑う翔太さん。

私の大好きな笑顔を浮かべている。



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