上司の甘い復讐
嫉妬に狂って、不安に駆られる
次の日……
私たちは予定通り、新幹線で京都に向かった。
まず座席で揉め、同性同士という一番無難な並びに落ち着く。
だけど麻理子さんの隣になった私は、麻理子さんから翔太さんの話なんて聞きたくない。
おまけに、目を開いていると色気のある脚や大きな胸に目がいってしまう。
だから、ずっと寝たふりをすることに決めた。
寝たふりをしながら、ずっと麻理子さんのことや翔太さんのことを考えていた。
翔太さんは麻理子さんをどんな風に抱いたんだろう。
その大きな胸を揉みしだいていたのだろう。
そんなことばかり考えて、結局眠ることは出来なかった。