上司の甘い復讐


そんなことを考えながらも、昨夜の翔太さんを思い出してしまった。

昨夜はただくっついて、その温かさを感じて眠った。

だけど、翔太さんは言ってくれた。

「俺の部屋においで」

それも、そういう意味だよね。

考えるだけでぼうっと顔に血が上る。

にやけたくないのに、にやけてしまう。

私はこうも翔太さんに狂わされている。



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