上司の甘い復讐



「もう、ハゲ崎ハゲろってずっと思っていたけど、全然ハゲないよね」


大嫌いだった翔太さんに、こんなことを言えるようになるだなんて思ってもいなかった。


「だけどハゲ崎がいい奴って知っているのは、私だけでいいんだ」


私の言葉に、


「ハゲてねーよ」


なんて、いちいち反論する翔太さん。

そんな翔太さんに笑ってしまう。


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