上司の甘い復讐





不意に視界が開けた。

目の前には、輝く東京の夜景が広がる。

その夜景が、東京湾にきらきらと反射している。

その美しさに思わず言葉を呑んだ。



「瑞希」


翔太さんが甘く優しい声で私を呼ぶ。

見上げると、私の大好きなその笑顔。

彼は大きな手でそっと私の頬に触れた。




「俺と結婚してください」





ー完ー


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