上司の甘い復讐
慌てた私は咄嗟に言っていた。
「わっ、私!
川崎さんと仕事で展示会に行くだけですし、川崎さんとは何もありません!!」
むしろ、ハゲ崎さんと関わりたくないです!!
そんな私に、
「おい」
苛立ったようにハゲ崎は言う。
「当然のことを言うな。行くぞ」
また足早に歩き始めるハゲ崎を追いながら、心の中で叫んだ。
ーーーハゲ崎、ハゲてしまえ!!
大谷ミキに散々甘い言葉を吐きながら、早乙女さんとイチャイチャして!!
バチが当たればいい!!