ラーメン屋さんの彪(タイガ)くん

「タイガー、今日泊まってくでしょ」



タイガさん、泊まるのかな?

特に誘わなかったけど…



「んー…でも泊まる準備してこなかったな…」



泊まる準備…

ドキ!



私もまだちょっと心の準備が…



「おれのパンツ貸してやるよ」



パンツ…

ドキ!



一応揃えたけど
タイガさんの好みかどぉか…



「じゃ、イブキの借りちゃおっかな」



え!借りるの?



「いいよ!
お風呂一緒に入ろ」



「んー…
風呂はできればメメちゃんと入りたいな」



「タイガーはダメ!
おれは昨日一緒に入ったけど」



「じゃ、今日は3人で入るか!」



「かーちゃーん!
タイガーが…」



「イブキ、冗談だって」



タイガさんが伊吹の口をおさえた



「イブキ、2人で入って男同士の話しよっか」



「うん!かっこいい話する
ベッドはおれが2階
タイガーは床ね
代わってほしい?」



「オレも1階でいいよ」



「1階はねーちゃんだから」



「へー…偶然だな
オレも1階がいいかも…
仕方ないから、一緒に寝るか」



「ジャンケンすれば?」



「いや、いいよ
ね、メメちゃん♡」



え!?



「ホントに泊まるんですか?」



「だってイブキが…」



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