完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。
「神楽くんすごいわね。あれだけ騒がしかったのを一瞬でおとなしくさせるなんて。さすがだわ」
「ほ、ほんとに会長のパワーすごいね」
女の子たちみんな、クジを引くときの目がものすごく燃えてる……。
誰が会長の隣になっても恨みっこなしだって。
わたしと塔子ちゃんは、最後のほうに回ってきたので余りクジ。
クジに書かれた数字と、ホワイトボードに書いてある番号を照らし合わせ。
女の子はみんな会長の近くを狙ってるけど。
「あー、わたし神楽くんと離れてる!!」
「わたしも外れたぁ……」
「ってか、神楽くんの隣って誰!?」