完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



ほんとは休みの日だけ……つけようかなと思ったけど。

「神楽くん……どう思ってくれるかな」


プレゼントしてもらえたのがうれしかったから。


学校があるときも、つけたいなと思って。


ただ、やっぱり神楽くんと会ったとき、どういう反応したらいいのか悩むのは変わらず……。


グルグル考えながら、いざ学校へ行ってみると。


「あ、更科ちゃんおはよー! 久しぶりだねー!」


「雪峰くん、おはよう……です」


いつもと変わらず、雪峰くんが挨拶してくれて。


神楽くんはというと……。

席にいないし、そもそもカバンもない。

まだ来てないだけかな。

< 169 / 211 >

この作品をシェア

pagetop