完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。
「男の部屋にひとりで来るなんてさ……百葉ちゃん危機感なさすぎるよ」
「え? やっぱり迷惑でしたか?」
「いや、そうじゃなくて。俺いま風邪ひいてるのわかってる?」
「はい。心配なのでお見舞いに来ました」
「はぁ……俺いまあんま余裕ないのに」
なんだかちょっと呆れ気味……?
あっ、それか体調が悪くて起きてるのがつらいのかな。
「えっと、とりあえずベッドに戻りましょう」
「はぁぁ……。それ俺以外の男の前で言っちゃダメだよ」
「どうしてですか?」
「勘違いするやつぜったいいるから」
「……?」
「百葉ちゃん約束ね……俺のこと煽ったりしないって」