完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



はっ、あんまりじろじろ見るのよくないかも。


「えっと、ごはんは食べましたか?」

「作る気力がなくて。何も食べてないんだ」


神楽くんはドサッとソファに座って、かなりしんどそう。


「もし食べられそうだったら、何か作りましょうか? いろいろ買ってきたので」


ここに来る前、スーパーに寄って食材とかスポーツドリンクを買ってきた。


「百葉ちゃんが作ってくれるなら食べようかな」


「じゃあ、おかゆ作りますね。キッチン借りてもいいですか?」

「うん、どうぞ」


神楽くんはてっきり寝室で寝るのかと思いきや。


なぜかソファに座ったまま。

< 182 / 211 >

この作品をシェア

pagetop