完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



「へあ……無茶なことはダメですよ」

「……約束ね。なんでも言うこと聞くって」


耳元にそっと落ちてきたささやきが……甘くて危険に聞こえたのは気のせい?


* * *


あれから神楽くんにはベッドで寝てもらい……。


ようやくおかゆが完成。


「おかゆできました。食べられそうですか?」


「ありがとう。起きて食べようかな」


ベッドの近くにあるテーブルに、おぼんを置くと。


「えっと、起きれますか?」

「百葉ちゃんが起こして」


「へ……?」

「身体だるくてひとりで起きれないから」


な、なるほど。

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