完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。
急いで回収して届けないと、お昼を食べる時間がなくなっちゃう。
思ったより早く集まったので、急いで英語準備室へ。
プリントが意外と重たい……。
慌てると転んじゃいそうなので、なるべく慎重に。
廊下の角を曲がったところで、偶然人にぶつかってしまった。
「あ、ごめんなさ――」
「俺のほうこそごめんね」
「ひっ、か、会長……」
なんと偶然にも、ぶつかった相手は会長だった。
こ、こんなところで遭遇してしまうなんて。
「そんな警戒しなくても、いきなり襲ったりしないよ」