完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



とか言って、ひょこっと顔を覗き込んで、グイグイ近づいてくる。


うぅ……両手が塞がってるせいで避けられない……。


「あれ、目つぶっちゃうの?」

「か、会長が近づいてくるからです……っ」


「なんだ、キスしてもいいのかと思っちゃったよ」

「へ……!?」


会長が変なこと言うから……!

パチッと目を開けたら、会長の思い通り。


「せっかくだから、もっと俺を見てほしいな」

「む、無理です……っ!」


「俺からのお願い聞いてくれないの? もっと頼っていいって言ったの更科さんなのに」

「そ、それとこれとは話がまったく別です……!」

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