完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



「やっぱり唇がいちばん弱いんだね」

「んっ……ふぁ」


「少し指で触れて押しただけなのに」

親指でグッと押されて。

下唇をふにふにされて、ちょっとずつ口があいちゃう。


「可愛い……もっと見たくなるなぁ」

「う……やぁ……」


結んでいた髪も、会長の手によってほどかれて。


さらっとサイドの髪が流れてくる。


「ねぇ、ほらもっと可愛い顔見せて」

「っ……ぅ」


両頬が会長の手で包まれて、しっかり目線が絡む。


逃げようとして少し顎を引いても。

「そんな可愛いことして。上目遣いになって、もっと可愛いことになってるよ?」

「っ……」

見つめられて、触れられて。

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