完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



「ひとりで頑張るのもいいけど、加減ってものがあるよね。それを俺に教えてくれたのは百葉ちゃんでしょ?」


わたしの頭を軽くポンポンしながら。


「百葉ちゃんさ、俺に言ったこと忘れたの? 仕事で大変だったら頼ってくださいって言ったの百葉ちゃんだよ?」

「そ、それは、会長の仕事量が多いからで……!」


「それは今の百葉ちゃんにも言えるんじゃない?」


「うぬ……うぅ……」


「百葉ちゃんは人に言う前に、自分が実行しないとね」

まさに会長の言う通り……。

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