零愛ー俺が必ずこの子を守るー
まぁ、芹奈ちゃんも大人の階段登ったって事なのかも。
なんて思いながら僕もウェディングドレスを見た。
やっぱ女の子はこういうの憧れるものか〜…。
ーー((あらしあらしー!))
最初の赤ちゃん期を見ている僕からするとなんだか成長を感じた瞬間だった。
それにしてもあの時の芹奈ちゃん、
めちゃくちゃ可愛かったなー。
きっと海里さんが亡くなったばっかりで情緒が不安定になってたんだと思う、って桃季さん言ってたけど、たまに見たくなるなぁ。
そんなふうに1人、懐かしんでいると
「ねぇ、嵐……」
芹奈ちゃんが髪の毛の先をいじいじしながら思わぬ事を尋ねてきた。
「桃季ってさ…、彼女とか…いた事、ある?」
「え?彼女ですか?」
「…うん」
なんで唐突にそんな事聞くんだろう。
「どうでしょう…、その手の話は聞いたことないですね。それがどうしたんですか?」
「へぇー!?そう、なんだ!?べっ、別に…っ?深い意味はないけどね!」
数秒前とは打って変わって僕の回答を聞くとあからさまに芹奈ちゃんはホッ、としていたように感じで、
その瞬間僕はピン!ときてしまった。
「はっ…」
え…。もしかして…
ウェディングドレスに再び視線を移した
僕は口をあんぐり開けた。
「あっ…」
まさか…
なんて思いながら僕もウェディングドレスを見た。
やっぱ女の子はこういうの憧れるものか〜…。
ーー((あらしあらしー!))
最初の赤ちゃん期を見ている僕からするとなんだか成長を感じた瞬間だった。
それにしてもあの時の芹奈ちゃん、
めちゃくちゃ可愛かったなー。
きっと海里さんが亡くなったばっかりで情緒が不安定になってたんだと思う、って桃季さん言ってたけど、たまに見たくなるなぁ。
そんなふうに1人、懐かしんでいると
「ねぇ、嵐……」
芹奈ちゃんが髪の毛の先をいじいじしながら思わぬ事を尋ねてきた。
「桃季ってさ…、彼女とか…いた事、ある?」
「え?彼女ですか?」
「…うん」
なんで唐突にそんな事聞くんだろう。
「どうでしょう…、その手の話は聞いたことないですね。それがどうしたんですか?」
「へぇー!?そう、なんだ!?べっ、別に…っ?深い意味はないけどね!」
数秒前とは打って変わって僕の回答を聞くとあからさまに芹奈ちゃんはホッ、としていたように感じで、
その瞬間僕はピン!ときてしまった。
「はっ…」
え…。もしかして…
ウェディングドレスに再び視線を移した
僕は口をあんぐり開けた。
「あっ…」
まさか…