零愛ー俺が必ずこの子を守るー
「芹奈。遅くなってごめんな」
「ほんとだよー!遅いーっ!」
リビングに桃季が入ってきて必死に顔を手で仰ぐ。
なんか色々考えてテンション上がってた、なんて知られたら恥ずかしい!
「ねね、フライパンどこー。今日私がオムライス作ってあげる!」
さっき断念したオムライス作りを続行しようとまずフライパンの居場所を聞いた。
フライパンの在り処さえ掴めればもう1人で出来るんだから!
前は途中まで手伝って貰っちゃったけど!もう1人で出来るーっ。
桃季に料理上手な彼女、って
自慢してもらうんだー。
そんな事を考えていると桃季が真剣な顔で私を見た。
「芹奈」
「ん?」
「あのな、話があるんだけど」
「話?あっ、見ちゃダメだよ!?企業秘密だから!出来たら呼ぶからフライパンの場所教えたらあっちの部屋いてよ!絶対覗かないでよ!絶対!」
桃季の事だから覗きそうだけど厳重に注意しながらエプロンに着替える。
桃季心配性だからな……。
「そうじゃなくて、芹奈……。」
桃季が心ここにあらず、な感じで口を開いた。
「これからはジュエルと暮らせるか?」
それを聞いてすぐにエプロンを結ぶ手を止めた。
「え?ジュエル、ちゃん?」
「ほんとだよー!遅いーっ!」
リビングに桃季が入ってきて必死に顔を手で仰ぐ。
なんか色々考えてテンション上がってた、なんて知られたら恥ずかしい!
「ねね、フライパンどこー。今日私がオムライス作ってあげる!」
さっき断念したオムライス作りを続行しようとまずフライパンの居場所を聞いた。
フライパンの在り処さえ掴めればもう1人で出来るんだから!
前は途中まで手伝って貰っちゃったけど!もう1人で出来るーっ。
桃季に料理上手な彼女、って
自慢してもらうんだー。
そんな事を考えていると桃季が真剣な顔で私を見た。
「芹奈」
「ん?」
「あのな、話があるんだけど」
「話?あっ、見ちゃダメだよ!?企業秘密だから!出来たら呼ぶからフライパンの場所教えたらあっちの部屋いてよ!絶対覗かないでよ!絶対!」
桃季の事だから覗きそうだけど厳重に注意しながらエプロンに着替える。
桃季心配性だからな……。
「そうじゃなくて、芹奈……。」
桃季が心ここにあらず、な感じで口を開いた。
「これからはジュエルと暮らせるか?」
それを聞いてすぐにエプロンを結ぶ手を止めた。
「え?ジュエル、ちゃん?」