零愛ー俺が必ずこの子を守るー
「だめ。俺がいるからいいじゃん」
「…っ、私は桃季がいいの!!」
「ねぇ。東島のどこがそんないい訳?あ、てか今の零愛の総長、東島なんだってね?アハハッ…、尚更潰してぇー…。気が狂いそうになるくらいウザイわ」
「桃季の事悪く言わないで!桃季は強いもん!これ解いてっ!痛い……っ!桃季はこんなふうに縛ったりっ、絶対しなっ……」
その時、彼の眉間にシワが寄った。
「ももきももき、うるせぇんだよ……!!」
そう激しく怒鳴り散らした紫音の足が思いっきり私の腹部を蹴った。
「う…っ、ケホッ…ケホ…ッ…」
蹴られた所がジンジンして吐き気のようなものが込み上げてくる。
蹴られるなんて今まで1回もされた事ない…。
恐怖で目に涙が滲んだ。
そんな私を見下すようにして自慢げな笑みを浮かべた彼は私の胸元に手を伸ばした。
「芹奈ちゃんはこれから俺のものだからね」
「やめっ…て!私は……桃季のだもん…っ。触らないで…!」
「違うよ。芹奈ちゃん、これからは───」
「いや!!、これ解いてよ…っ!!桃季のとこ行くの!!、クリスマスイブ終わっちゃっ…」
「ちょっと……うるさいな」
「…っ、私は桃季がいいの!!」
「ねぇ。東島のどこがそんないい訳?あ、てか今の零愛の総長、東島なんだってね?アハハッ…、尚更潰してぇー…。気が狂いそうになるくらいウザイわ」
「桃季の事悪く言わないで!桃季は強いもん!これ解いてっ!痛い……っ!桃季はこんなふうに縛ったりっ、絶対しなっ……」
その時、彼の眉間にシワが寄った。
「ももきももき、うるせぇんだよ……!!」
そう激しく怒鳴り散らした紫音の足が思いっきり私の腹部を蹴った。
「う…っ、ケホッ…ケホ…ッ…」
蹴られた所がジンジンして吐き気のようなものが込み上げてくる。
蹴られるなんて今まで1回もされた事ない…。
恐怖で目に涙が滲んだ。
そんな私を見下すようにして自慢げな笑みを浮かべた彼は私の胸元に手を伸ばした。
「芹奈ちゃんはこれから俺のものだからね」
「やめっ…て!私は……桃季のだもん…っ。触らないで…!」
「違うよ。芹奈ちゃん、これからは───」
「いや!!、これ解いてよ…っ!!桃季のとこ行くの!!、クリスマスイブ終わっちゃっ…」
「ちょっと……うるさいな」