零愛ー俺が必ずこの子を守るー
内面的な所もそうだが、
外面的な所でも、芹奈には変化が見られた。
毎朝、早く起きてくると思ったら
ヘアアイロンで髪の毛クルクルにして
まつ毛ビュンビュンにして
ネイルなんかもやったりして
軽くオシャレに目覚め始めたようだ。
「芹奈ちゃん、今日も可愛いですね」
「ほんと、お人形さんみたいっすね」…
向こうの方で
他の零愛のメンバーが芹奈に絡んでいた。
最初の頃はそこまで褒められれば
機嫌がよくなっていたのだが……
「かわいいかわいい、うるさーい!」
今では、耳を塞いで逃げ回っている。
その様子に嵐が笑っている。
「なんですか?もう反抗期ですか」
「なぁ〜…。ちょっと前は可愛い、って
言われたら嬉しそうにニコニコしてたのにな」
ほんの1ヶ月前の事なのに、もう懐かしい。
まるで10年ぐらいの時を経たみたいだ。
「嵐!!」
そんな事を考えて物思いにふけっていると
芹奈が嵐の前にやって来た。
「なんですかー?」
数学のドリルを閉じて芹奈に微笑みかける嵐だったが…芹奈が人差し指をほっぺに当てて舌を出した。
外面的な所でも、芹奈には変化が見られた。
毎朝、早く起きてくると思ったら
ヘアアイロンで髪の毛クルクルにして
まつ毛ビュンビュンにして
ネイルなんかもやったりして
軽くオシャレに目覚め始めたようだ。
「芹奈ちゃん、今日も可愛いですね」
「ほんと、お人形さんみたいっすね」…
向こうの方で
他の零愛のメンバーが芹奈に絡んでいた。
最初の頃はそこまで褒められれば
機嫌がよくなっていたのだが……
「かわいいかわいい、うるさーい!」
今では、耳を塞いで逃げ回っている。
その様子に嵐が笑っている。
「なんですか?もう反抗期ですか」
「なぁ〜…。ちょっと前は可愛い、って
言われたら嬉しそうにニコニコしてたのにな」
ほんの1ヶ月前の事なのに、もう懐かしい。
まるで10年ぐらいの時を経たみたいだ。
「嵐!!」
そんな事を考えて物思いにふけっていると
芹奈が嵐の前にやって来た。
「なんですかー?」
数学のドリルを閉じて芹奈に微笑みかける嵐だったが…芹奈が人差し指をほっぺに当てて舌を出した。