別れを決めたので、最後に愛をください~60日間のかりそめ婚で御曹司の独占欲が溢れ出す~
『ユキちゃんありがとね。全面サポートしてもらって』
『いいのいいの半分興味本……じゃなくて私からの誕生日プレゼントよ!でも未来、何だか浮かない顔ね』
自分の仕事に満足気だった雪成だが、さすが親友。未来の表情の陰りに気づいたようだ。
(だめだ、今日はお父さんの事考えるのはよそう)
『え、そうかな? こんな素敵にしてもらっちゃったから、自分じゃないような気がして緊張しちゃったかも』
未来が笑って誤魔化すと『大丈夫、とーっても綺麗よ。これなら大丈夫。自信を持って行ってらっしゃい、私のかわいいシンデレラ』
雪成はウインクし、投げキッスまでつけて送り出してくれた。
(せっかく頑張ったし、ユキちゃんが腕によりをかけて仕上げてくれたんだから、和くんに綺麗だと思ってもらえるといいな)
ソワソワしながら紅茶をいただくこと30分、ラウンジに入ってきた長身の男性に未来はドキリとした。
(うっわ、今日の和くんもかっこいい!)
『いいのいいの半分興味本……じゃなくて私からの誕生日プレゼントよ!でも未来、何だか浮かない顔ね』
自分の仕事に満足気だった雪成だが、さすが親友。未来の表情の陰りに気づいたようだ。
(だめだ、今日はお父さんの事考えるのはよそう)
『え、そうかな? こんな素敵にしてもらっちゃったから、自分じゃないような気がして緊張しちゃったかも』
未来が笑って誤魔化すと『大丈夫、とーっても綺麗よ。これなら大丈夫。自信を持って行ってらっしゃい、私のかわいいシンデレラ』
雪成はウインクし、投げキッスまでつけて送り出してくれた。
(せっかく頑張ったし、ユキちゃんが腕によりをかけて仕上げてくれたんだから、和くんに綺麗だと思ってもらえるといいな)
ソワソワしながら紅茶をいただくこと30分、ラウンジに入ってきた長身の男性に未来はドキリとした。
(うっわ、今日の和くんもかっこいい!)