主従夫婦~僕の愛する花嫁様~
「………きよ…」
ポツリと言った、理亜。
「は?何?」
耳を寄せる、神。
「━━━━」
理亜は神の頬を包み、グッと引き寄せキスをした。
「………っはぁ…理亜…!?//////」
「好きよ!!
私だって“まだ”あんたが好きよ!!!」
理亜がそう、言い放つ。
神は、一度目を見開き“フッ…!”と笑って、理亜の顎を持つ。
「ほんと、可愛くねぇ奴…(笑)」
そう言って、口唇を奪うように重ねた。
「……/////
わぁ…//////」
その様子を、少し離れた所から見ていた雲英と紅葉。
紅葉は顔を赤くし、口元を手で押さえた。
「上手くいったようですね」
「うん、うん!良かったぁ…/////」
心底、嬉しそうに笑う紅葉。
目も潤んでいた。
「邪魔になりますね」
「ん?」
「僕達、二人の邪魔になります」
(俺的にも、あいつ等邪魔だし)
「あ…////そうだね!」
「荷物だけ取って、ここを出ましょう!」
紅葉の手を取り、神と理亜の元へ向かう。
「失礼!
僕達、帰るから」
「は?なんでっすか?」
「え?まだ、こんなに材料ありますよ?」
「“二人で”片付けろよ」
「「は?」」
「フフ…今度こそ、幸せになってね!」
紅葉も、意味深に微笑んでいる。
「紅葉様、参りましょう!」
「うん!
またね!
神くん、理亜のことよろしくね!
理亜、また“色々”聞かせてね!」
「ちょっ…紅葉!!」
「待てよ!
せっかくだし、四人で━━━━━」
「は?
紅葉様のお気持ちを、無下にするな!」
納得いっていない神と理亜を置いて、去っていった雲英と紅葉。
取り残された、神と理亜。
「なんだ、これ……」
「紅葉……」
「………」
「………」
「どうする?理亜」
「どうするって…」
「最初から、紅葉はこうするつもりだったんだろうな」
「そうね。ずっと、気にしててくれてたから」
「ほんと、昔から俺達のことばっかだったもんなぁー(笑)」
「そうね。
喧嘩する度に紅葉が出てきて、間を必死に取り持ってくれてた」
「二人は“運命のカップルなの”とか言って(笑)」
「で、仲直りすると、泣きそうに目をうるうるさせて喜ぶんだよなぁー(笑)」
「「━━━━━今みたいに!!」」
神と理亜が、顔を見合わせて笑う。
「ほんっと……お姫様には敵わねぇや!!」
「そうね!
何気に神。紅葉のことも、好きでしょ?」
「は?そりゃあ、ダチとしてな!」
「ヘッドハンティングされて来た時点で、そうだろうなぁと思ってた。
じゃないと、◯◯商事みたいな大手から転職するわけないわ!」
「まぁな。
だって理亜にもし男がいたら、紅葉を口説こうと思ってたもん(笑)
マジで!」
「まぁ、紅葉“なら”いいわよ!
“浮わついた気持ち”になって!(笑)」
理亜がケラケラ笑って言い、神も“じゃあ、遠慮なく(笑)”と笑った。
ポツリと言った、理亜。
「は?何?」
耳を寄せる、神。
「━━━━」
理亜は神の頬を包み、グッと引き寄せキスをした。
「………っはぁ…理亜…!?//////」
「好きよ!!
私だって“まだ”あんたが好きよ!!!」
理亜がそう、言い放つ。
神は、一度目を見開き“フッ…!”と笑って、理亜の顎を持つ。
「ほんと、可愛くねぇ奴…(笑)」
そう言って、口唇を奪うように重ねた。
「……/////
わぁ…//////」
その様子を、少し離れた所から見ていた雲英と紅葉。
紅葉は顔を赤くし、口元を手で押さえた。
「上手くいったようですね」
「うん、うん!良かったぁ…/////」
心底、嬉しそうに笑う紅葉。
目も潤んでいた。
「邪魔になりますね」
「ん?」
「僕達、二人の邪魔になります」
(俺的にも、あいつ等邪魔だし)
「あ…////そうだね!」
「荷物だけ取って、ここを出ましょう!」
紅葉の手を取り、神と理亜の元へ向かう。
「失礼!
僕達、帰るから」
「は?なんでっすか?」
「え?まだ、こんなに材料ありますよ?」
「“二人で”片付けろよ」
「「は?」」
「フフ…今度こそ、幸せになってね!」
紅葉も、意味深に微笑んでいる。
「紅葉様、参りましょう!」
「うん!
またね!
神くん、理亜のことよろしくね!
理亜、また“色々”聞かせてね!」
「ちょっ…紅葉!!」
「待てよ!
せっかくだし、四人で━━━━━」
「は?
紅葉様のお気持ちを、無下にするな!」
納得いっていない神と理亜を置いて、去っていった雲英と紅葉。
取り残された、神と理亜。
「なんだ、これ……」
「紅葉……」
「………」
「………」
「どうする?理亜」
「どうするって…」
「最初から、紅葉はこうするつもりだったんだろうな」
「そうね。ずっと、気にしててくれてたから」
「ほんと、昔から俺達のことばっかだったもんなぁー(笑)」
「そうね。
喧嘩する度に紅葉が出てきて、間を必死に取り持ってくれてた」
「二人は“運命のカップルなの”とか言って(笑)」
「で、仲直りすると、泣きそうに目をうるうるさせて喜ぶんだよなぁー(笑)」
「「━━━━━今みたいに!!」」
神と理亜が、顔を見合わせて笑う。
「ほんっと……お姫様には敵わねぇや!!」
「そうね!
何気に神。紅葉のことも、好きでしょ?」
「は?そりゃあ、ダチとしてな!」
「ヘッドハンティングされて来た時点で、そうだろうなぁと思ってた。
じゃないと、◯◯商事みたいな大手から転職するわけないわ!」
「まぁな。
だって理亜にもし男がいたら、紅葉を口説こうと思ってたもん(笑)
マジで!」
「まぁ、紅葉“なら”いいわよ!
“浮わついた気持ち”になって!(笑)」
理亜がケラケラ笑って言い、神も“じゃあ、遠慮なく(笑)”と笑った。