主従夫婦~僕の愛する花嫁様~
「神さん達も!」
蓮汰が微笑み、近寄ってきた。
「蓮汰、お前さ。
なんで、知ってんの?」
「え?紅葉ちゃんが誘ってくれたんですよ?」
「は?」
「紅葉が!!?」
「紅葉様、いつの間に?」
「フフ…」
「「いやいや、フフ…じゃねぇよ!!」」
神と理亜が声をハモらせ、紅葉に凄む。
「紅葉様、どうやって連絡を?」
「睦実ちゃんに連絡したの!
ほら、睦実ちゃんは蓮汰くんとお付き合いしてるでしょ?」
「は?」
「睦実、そうなの?」
「はい!
てか、理亜さんにも話したじゃないですか!?」
「そうだったんですね!
でも、紅葉様。
僕にまで内緒にするなんて!ダメですよ!」
「だって三人に話したら“はぁぁ!!?ダメに決まってんだろ!?”って言うでしょ?
甲斐だって“紅葉様、あいつ等は穢れてます!お会いにならない方がいい!”って言うもん」
「「「………」」」
紅葉の物真似に、固まる雲英、神、理亜。
「え?今、紅葉…」
「私達の物真似した?」
「紅葉様…」
「フフ…似てるでしょ?(笑)」
「プッ…!!」
「フフ…」
「フフフ……」
大爆笑に包まれる、会場。
蓮汰や睦実達も、笑っている。
「え?そんな、笑わなくても……
甲斐まで、酷い!」
「あ…も、申し訳ありません!
紅葉様が、あまりにも可愛くて……!」
頬を膨らませる紅葉に、ペコペコ謝る。
「そんな怒んなよ、紅葉!」
「そうよ!紅葉、可愛い!」
「可愛い~」
「紅葉ちゃん、可愛いよ!」
「………」
「ん?紅葉様?」
「紅葉?」
「どうした?」
「紅葉ちゃん?」
「……………嬉しいなって思って!」
「え?」
「みんなが幸せそうで嬉しい!」
「紅葉様…」
「紅葉…」
「辛いこともあるけど、みんなこれからも幸せになろうね!」
紅葉は微笑み、雲英達に言い放った。
「「紅葉も!!!」」
神と理亜が言う。
「え?」
「紅葉も、幸せになんないと許さねぇから!!」
「そうよ!羊さんと、幸せになんな!!」
「うん!幸せ!
甲斐と、結婚出来たから!!」
「僕も幸せです!!」
「フフ…」
「だから、もっと幸せになりましょう?」
「うん!」
「じゃあ……良いですよね?」
雲英の顔が近づいてくる。
「え?え?」
「もっと“幸せ”になるんですよね?」
「え?や…/////甲斐、ここ…外……それに、みんなが…/////」
押し返す紅葉。
しかし、その紅葉の手を掴み…………
「もう、止まりません……!」
と言って、口唇を重ねた雲英。
「ほんっと、ラブラブね!」
と、理亜。
「……ったく…最後は、全部持ってくんだもんなぁ(笑)」
と、神も微笑むのだった。
蓮汰が微笑み、近寄ってきた。
「蓮汰、お前さ。
なんで、知ってんの?」
「え?紅葉ちゃんが誘ってくれたんですよ?」
「は?」
「紅葉が!!?」
「紅葉様、いつの間に?」
「フフ…」
「「いやいや、フフ…じゃねぇよ!!」」
神と理亜が声をハモらせ、紅葉に凄む。
「紅葉様、どうやって連絡を?」
「睦実ちゃんに連絡したの!
ほら、睦実ちゃんは蓮汰くんとお付き合いしてるでしょ?」
「は?」
「睦実、そうなの?」
「はい!
てか、理亜さんにも話したじゃないですか!?」
「そうだったんですね!
でも、紅葉様。
僕にまで内緒にするなんて!ダメですよ!」
「だって三人に話したら“はぁぁ!!?ダメに決まってんだろ!?”って言うでしょ?
甲斐だって“紅葉様、あいつ等は穢れてます!お会いにならない方がいい!”って言うもん」
「「「………」」」
紅葉の物真似に、固まる雲英、神、理亜。
「え?今、紅葉…」
「私達の物真似した?」
「紅葉様…」
「フフ…似てるでしょ?(笑)」
「プッ…!!」
「フフ…」
「フフフ……」
大爆笑に包まれる、会場。
蓮汰や睦実達も、笑っている。
「え?そんな、笑わなくても……
甲斐まで、酷い!」
「あ…も、申し訳ありません!
紅葉様が、あまりにも可愛くて……!」
頬を膨らませる紅葉に、ペコペコ謝る。
「そんな怒んなよ、紅葉!」
「そうよ!紅葉、可愛い!」
「可愛い~」
「紅葉ちゃん、可愛いよ!」
「………」
「ん?紅葉様?」
「紅葉?」
「どうした?」
「紅葉ちゃん?」
「……………嬉しいなって思って!」
「え?」
「みんなが幸せそうで嬉しい!」
「紅葉様…」
「紅葉…」
「辛いこともあるけど、みんなこれからも幸せになろうね!」
紅葉は微笑み、雲英達に言い放った。
「「紅葉も!!!」」
神と理亜が言う。
「え?」
「紅葉も、幸せになんないと許さねぇから!!」
「そうよ!羊さんと、幸せになんな!!」
「うん!幸せ!
甲斐と、結婚出来たから!!」
「僕も幸せです!!」
「フフ…」
「だから、もっと幸せになりましょう?」
「うん!」
「じゃあ……良いですよね?」
雲英の顔が近づいてくる。
「え?え?」
「もっと“幸せ”になるんですよね?」
「え?や…/////甲斐、ここ…外……それに、みんなが…/////」
押し返す紅葉。
しかし、その紅葉の手を掴み…………
「もう、止まりません……!」
と言って、口唇を重ねた雲英。
「ほんっと、ラブラブね!」
と、理亜。
「……ったく…最後は、全部持ってくんだもんなぁ(笑)」
と、神も微笑むのだった。