主従夫婦~僕の愛する花嫁様~
「………」
社員達は、雲英に恐ろしさを感じていた。
「あの…」
「え!?」
「甲斐が何か…」
「う、ううん!」
「こ、こちらこそ!」
「いつも、お世話になってます!」
社員達も、それぞれ恋人や家族を連れてきていて、大勢で事前に取っていたスペースに移動する。
「とりあえず!何か、食べ物と飲み物を買ってくるから!」
「じゃあ、俺も行きますよ!」
「私も!」
「あ、でも誰かここにいてもらわないと」
「じゃあ、紅葉さんご夫婦ここで待っててもらえる?」
「あ、はい!」
「適当に買ってくるけど、何か食べたいのある?」
「いえ!大丈夫です!」
社員達が行ってしまい、紅葉は雲英とブルーシートの上に座った。
「ここ、普通に見ても景色綺麗ね!」
「そうですね!」
まだ始まってなくて、二人は海や星空を見ていた。
「━━━━紅葉さんの旦那さん、あんな怖い人なの?」
一方の神達。
社員の一人が、神と理亜に言う。
「あー、そうっすね(笑)」
「ただ、警戒してるだけだと思いますよ?」
「あー、向田くんのこと?」
「たぶん、その一件で羊さんの中で警戒が強まったんじゃないかな?
もちろん、今いる社員の中に紅葉を傷つける人はいないけど」
「それに、どっかで聞いたことあるのよね…」
「雲英さんっすか?」
「うん」
「甲斐 雲英って、ちょっとした有名人ですよ?
でも、俺達みたいなチームに所属してた人間の中でですが」
「羊さん、とんでもない人だから」
「あー、昔、最強の二つのチームを一掃したってゆう!!?」
「「はい」」
「そんな人と、紅葉さん?」
「なんか、似合わないですよね(笑)」
「でも、お似合いだぞ(笑)」
「え?どっち!(笑)」
「ま、どっちにしても、あの人は紅葉の前では絶対に取り乱さないから大丈夫っすよ?」
「え?」
「雲英さんの中心は、紅葉。
紅葉の前で、乱暴なことはしない。
…………絶対に……」
「そうね!」
それから花火が上がりだし、 みんな思い思いに食べたり飲んだりして楽しんでいた。
「なんか、花火より酒って感じね(笑)」
「だな(笑)
━━━━━あ、でも!一人、花火より紅葉って人がいる(笑)」
理亜と神が、クスクス笑っている。
雲英は、紅葉をうっとりとして見ていた。
「ほんとだ(笑)
紅葉は、花火に見入ってるし!」
「じゃあ、俺も!」
「は?」
「花火より、理亜!」
「はい?」
「いいじゃん!
チューでもしない?」
「は?
しねーよ!!」
「いいじゃん!チュッてだけ!
どうせ、誰も見てねぇし!」
顔を近づける、神。
「だからぁ!しねーっつってんだろ!!」
それを押し返し、突き飛ばす理亜。
社員達は、雲英に恐ろしさを感じていた。
「あの…」
「え!?」
「甲斐が何か…」
「う、ううん!」
「こ、こちらこそ!」
「いつも、お世話になってます!」
社員達も、それぞれ恋人や家族を連れてきていて、大勢で事前に取っていたスペースに移動する。
「とりあえず!何か、食べ物と飲み物を買ってくるから!」
「じゃあ、俺も行きますよ!」
「私も!」
「あ、でも誰かここにいてもらわないと」
「じゃあ、紅葉さんご夫婦ここで待っててもらえる?」
「あ、はい!」
「適当に買ってくるけど、何か食べたいのある?」
「いえ!大丈夫です!」
社員達が行ってしまい、紅葉は雲英とブルーシートの上に座った。
「ここ、普通に見ても景色綺麗ね!」
「そうですね!」
まだ始まってなくて、二人は海や星空を見ていた。
「━━━━紅葉さんの旦那さん、あんな怖い人なの?」
一方の神達。
社員の一人が、神と理亜に言う。
「あー、そうっすね(笑)」
「ただ、警戒してるだけだと思いますよ?」
「あー、向田くんのこと?」
「たぶん、その一件で羊さんの中で警戒が強まったんじゃないかな?
もちろん、今いる社員の中に紅葉を傷つける人はいないけど」
「それに、どっかで聞いたことあるのよね…」
「雲英さんっすか?」
「うん」
「甲斐 雲英って、ちょっとした有名人ですよ?
でも、俺達みたいなチームに所属してた人間の中でですが」
「羊さん、とんでもない人だから」
「あー、昔、最強の二つのチームを一掃したってゆう!!?」
「「はい」」
「そんな人と、紅葉さん?」
「なんか、似合わないですよね(笑)」
「でも、お似合いだぞ(笑)」
「え?どっち!(笑)」
「ま、どっちにしても、あの人は紅葉の前では絶対に取り乱さないから大丈夫っすよ?」
「え?」
「雲英さんの中心は、紅葉。
紅葉の前で、乱暴なことはしない。
…………絶対に……」
「そうね!」
それから花火が上がりだし、 みんな思い思いに食べたり飲んだりして楽しんでいた。
「なんか、花火より酒って感じね(笑)」
「だな(笑)
━━━━━あ、でも!一人、花火より紅葉って人がいる(笑)」
理亜と神が、クスクス笑っている。
雲英は、紅葉をうっとりとして見ていた。
「ほんとだ(笑)
紅葉は、花火に見入ってるし!」
「じゃあ、俺も!」
「は?」
「花火より、理亜!」
「はい?」
「いいじゃん!
チューでもしない?」
「は?
しねーよ!!」
「いいじゃん!チュッてだけ!
どうせ、誰も見てねぇし!」
顔を近づける、神。
「だからぁ!しねーっつってんだろ!!」
それを押し返し、突き飛ばす理亜。