主従夫婦~僕の愛する花嫁様~
その勢いに、神のバランスが崩れる。
「ちょっ…危ね━━━━!!!!?」
神が、隣に座っていた紅葉に倒れかかってくる。
「紅葉さ━━━━!!」
「危ない!!!?」
パシッ━━━━━!!!!?
思わず社員達が目を瞑り、そーっと開けると━━━━━
「「「え………」」」
雲英が、神の後頭部を片手の平で受け止めていた。
そしてもう片方の手は、紅葉を抱き締めている。
「志岐。隣に紅葉様がいることを忘れるな」
「あ…すんませーん……
てか!理亜が、突き飛ばしたからで……」
「は?」
「すんません…
………つか、理亜。引っ張ってくんね?
バランスが保てなくて、起きられねぇ」
「はぁ…あんたが、変なことするからでしょ?」
そう言って、理亜が神を引っ張った。
「紅葉様、大丈夫ですか!?」
「うん。神くん、大丈夫?」
「あぁ。わりぃな…」
「ううん!
でも、どうして倒れてきたの?
酔っちゃった?」
「え?あ、まぁ…」
「ちょっと待ってね!
烏龍茶を……」
「あ、紅葉様!
志岐にそのようなことをする必要はありません。
志岐も、紅葉様にさせるな」
「はいはい(笑)」
「━━━━━━ねぇ、甲斐」
「はい!」
「私も、出店見てみたい!」
「はい!では、参りましょう!」
神達に断りを入れ、場所を離れる雲英と紅葉。
指を絡めて繋ぎ、出店を見て回る。
「色々あるんだね!」
「そうですね。
一番大きな花火大会ですから、出店も沢山ですね!」
「こうゆうのも、いいね!」
「え?」
「甲斐と、こんな風に歩くの」
「はい/////幸せです!」
「━━━━あれー?雲英とお嬢様?」
後ろから声をかけられ、振り向くと亞嵐がいた。
「亞嵐」
「更井さん!」
「デートですか?」
「あ、いえ。
今は甲斐と二人で出店を回ってますが、職場の方々と来ました!
私、あまり来たことないので……
更井さんも、職場の方々と来られたんですか?」
「はい!元々は、この近くで食事をしてたんですが、花火を見て帰ろうってことになって!」
紅葉が微笑み言うと、亞嵐もにっこり微笑み言う。
「そうですか!」
「更井さん、この美人は?」
「更井に、こんな美人の知り合いがいたなんて!」
亞嵐の同僚や後輩達が食いつくように、亞嵐に詰めよった。
「ちょっ…危ね━━━━!!!!?」
神が、隣に座っていた紅葉に倒れかかってくる。
「紅葉さ━━━━!!」
「危ない!!!?」
パシッ━━━━━!!!!?
思わず社員達が目を瞑り、そーっと開けると━━━━━
「「「え………」」」
雲英が、神の後頭部を片手の平で受け止めていた。
そしてもう片方の手は、紅葉を抱き締めている。
「志岐。隣に紅葉様がいることを忘れるな」
「あ…すんませーん……
てか!理亜が、突き飛ばしたからで……」
「は?」
「すんません…
………つか、理亜。引っ張ってくんね?
バランスが保てなくて、起きられねぇ」
「はぁ…あんたが、変なことするからでしょ?」
そう言って、理亜が神を引っ張った。
「紅葉様、大丈夫ですか!?」
「うん。神くん、大丈夫?」
「あぁ。わりぃな…」
「ううん!
でも、どうして倒れてきたの?
酔っちゃった?」
「え?あ、まぁ…」
「ちょっと待ってね!
烏龍茶を……」
「あ、紅葉様!
志岐にそのようなことをする必要はありません。
志岐も、紅葉様にさせるな」
「はいはい(笑)」
「━━━━━━ねぇ、甲斐」
「はい!」
「私も、出店見てみたい!」
「はい!では、参りましょう!」
神達に断りを入れ、場所を離れる雲英と紅葉。
指を絡めて繋ぎ、出店を見て回る。
「色々あるんだね!」
「そうですね。
一番大きな花火大会ですから、出店も沢山ですね!」
「こうゆうのも、いいね!」
「え?」
「甲斐と、こんな風に歩くの」
「はい/////幸せです!」
「━━━━あれー?雲英とお嬢様?」
後ろから声をかけられ、振り向くと亞嵐がいた。
「亞嵐」
「更井さん!」
「デートですか?」
「あ、いえ。
今は甲斐と二人で出店を回ってますが、職場の方々と来ました!
私、あまり来たことないので……
更井さんも、職場の方々と来られたんですか?」
「はい!元々は、この近くで食事をしてたんですが、花火を見て帰ろうってことになって!」
紅葉が微笑み言うと、亞嵐もにっこり微笑み言う。
「そうですか!」
「更井さん、この美人は?」
「更井に、こんな美人の知り合いがいたなんて!」
亞嵐の同僚や後輩達が食いつくように、亞嵐に詰めよった。