イノセント・ラブ・アフェア
そして、出会った日から1ヶ月経った頃。

ついに私は洋介との再会を期待するのを、やめることにした。

あの日の事は、一夜限りの出来事。

運命なんかじゃない、ただの偶然。

そして私は、都合のいい女。

そうやって、心の中で整理をつけた。

夏が終わって、抜けるような青空は寂しい色をしていた。
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