イノセント・ラブ・アフェア
水を飲んで、酔いがおさまると、コーヒーを入れた。

「お酒のあとってアイスクリームが美味しくないですか?」

私が聞くと、彼は答えた。

「いいね。俺、酒のあと必ずコンビニでハーゲンダッツ買っちゃう」

「ほんとですか?よかった!ハーゲンダッツがちょうど2個ある」

私たちはアイスクリームを食べながら、いろんな話をした。

彼は洋介という名前で、私の2歳上の、26歳。

話しているうちに、同じ大学の先輩と後輩だったことが分かった。

洋介は不思議。

話していると、ずっと前から知り合いだったみたいな感じがする。

途中で沈黙が流れても、緊張しない。

普通は、誰かと話していて両方が黙ると、すごく焦っちゃうのに。

なんだか、一緒にいる時間の流れが、ゆったりした感じ。

この空気、悪くないな。

・・・

ううん。


とても好きかも。
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