オレンジジュースをくれる会社の後輩に恋をしました
本章
毎日の仕事で疲れている日々。

今日も私は残業で残っている。

「仁奈先輩」

「西野先輩って呼んで、桜庭くん」

「仁奈先輩の方が可愛くないですか?」

「可愛いとかじゃなくて・・・」


「仁奈先輩、無理しちゃだめですよ」


そう言って、桜庭くんは机に紙パックのオレンジジュースを置いていった。

桜庭くんはいつも私が疲れている時に都合よく現れて、オレンジジュースを置いて帰っていく。
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