失恋タッグ
それからほどなくして新商品開発のペアが割り振られた。
僕が新しくペアを組むことなった相手は、同期の有森沙苗。
有森は、可愛らしい幼い顔をしているが、
体つきはなんとも男の目を惹く体をしている。
つまり、巨乳───しかも、それを強調するようにピタッとした服を着ているので、男ならついつい目が入ってしまうのも無理はない。
そんな有森と二人で残業することも度々あった。そんなある日、ミーティングルームで有森と共に僕は上司に提出する新商品のアイデアをパソコンにまとめていた。
すると、ふと僕のマウスを握る手に有森の手が重ねられた。
びっくりして隣に座る有森に目を移す。
「私、一緒に仕事してるうちに朝比奈くんのこと好きになったみたいなの···──」
有森は上目遣いに僕を見つめている。
「朝比奈くんは私のことどう思ってる?」
有森はそう言って誘うように僕の手に自分の手を絡めてきた。
その時、有森の柔らかそうな胸が視界に入り、一瞬、下心が脳裏をかすめる。
露骨なまでの誘惑····
今まで何度もこの手で男を落としてきたのではないかと思うほどに、男の壺を得ている。
しかし、僕は片方の手で有森の手をとると、ゆっくりその手を引き剥がした。
「ごめん...まだ有森のことよく知らないし。今は新商品の開発に集中したい」
付き合うことは簡単───しかし、同じ部署となると別れた後が厄介なのは明確だ。
一時の快楽で、好きでもない相手にそんな面倒事は負いたくはない。
「じゃあ、この仕事が終わって、私のこともっと知ったら、彼女にしてくれる?」
有森は潤んだ瞳で問いかけてくる。
僕が新しくペアを組むことなった相手は、同期の有森沙苗。
有森は、可愛らしい幼い顔をしているが、
体つきはなんとも男の目を惹く体をしている。
つまり、巨乳───しかも、それを強調するようにピタッとした服を着ているので、男ならついつい目が入ってしまうのも無理はない。
そんな有森と二人で残業することも度々あった。そんなある日、ミーティングルームで有森と共に僕は上司に提出する新商品のアイデアをパソコンにまとめていた。
すると、ふと僕のマウスを握る手に有森の手が重ねられた。
びっくりして隣に座る有森に目を移す。
「私、一緒に仕事してるうちに朝比奈くんのこと好きになったみたいなの···──」
有森は上目遣いに僕を見つめている。
「朝比奈くんは私のことどう思ってる?」
有森はそう言って誘うように僕の手に自分の手を絡めてきた。
その時、有森の柔らかそうな胸が視界に入り、一瞬、下心が脳裏をかすめる。
露骨なまでの誘惑····
今まで何度もこの手で男を落としてきたのではないかと思うほどに、男の壺を得ている。
しかし、僕は片方の手で有森の手をとると、ゆっくりその手を引き剥がした。
「ごめん...まだ有森のことよく知らないし。今は新商品の開発に集中したい」
付き合うことは簡単───しかし、同じ部署となると別れた後が厄介なのは明確だ。
一時の快楽で、好きでもない相手にそんな面倒事は負いたくはない。
「じゃあ、この仕事が終わって、私のこともっと知ったら、彼女にしてくれる?」
有森は潤んだ瞳で問いかけてくる。